カモノハシのスパイス手帖

カレーをこよなく愛するカモノハシの日記

日吉アルティメット

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日吉といえば慶應、学生街。渋谷と横浜のちょうど中間あたりの住宅街。カモノハシは昔からこちらで髪を切っているので2ヶ月に1回のペースで訪れているのですが、都内の方からするとあまり訪れる機会がない駅かもですね。話は逸れますが、理容店、美容院の近くにお気に入りのカレー屋を見つけておくとよいですよ。定点観測でカレーを味わえるし、この日はおいしいもの食べて髪切るぞ〜とリフレッシュ予定が勝手に組まれます。そういうわけで今日は日吉の名店、ハイ、ハウアーユーです。普段行くお店の中でも五指に入る、大のお気に入りです!

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初めての方はキーマ、パキスタン家庭風チキンあたりをおすすめします。フレッシュなスパイス使い、白米とよく合うカレーに衝撃を受けることでしょう。ライス大盛り無料、また個人的にはルー大盛り(+200円)がおすすめです!

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欧風の辛いカレーをお求めならビーフを。クローブがよく聞いて激辛な中でもまったりとした甘みも感じられて、とってもおいしいルーです。ピンクペッパーがアクセントによい刺激。

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壁にはずらっと限定メニューがあり、お世辞にも広くはないキッチンでこんなたくさんの種類のカレーが生まれるとは、魔法のようです。上は牡蠣スタン(オイスタン)、牡蠣の旨味が染みてシーフード風味が楽しい逸品。限定もものによってハーフ&ハーフ可能です。

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エスニックな香りの強いこちらはチキチキタンタン。パキスタン、四川、タイと大陸のテイストが合わさったチキチキキーマを中華麺に乗せて。ルーツもテイストも良くわからないけど、とにかくおいしい。

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その中でも出色なのはこちらのドライカレー。キーマを混ぜたカレー炒飯的ドライカレーなのですが、爽やかなスパイスの香り、牛キーマの食感、何よりホクホクしたおいしいお米がベストマッチで、何杯でもいけます。あと脇役なら主役級においしい目玉焼き!抜群に半熟な黄身、パリッと焦げ目のついた白身、辛めのカレーを優しく包み込んでくれる名バイプレイヤー。

定番メニュー、限定メニューと順々にいただいているのですが、いつ行っても新鮮な感動と驚きに出会うお店です。自信をもってお勧めしたいと思います!

 

2023.08 現在のメニュー。漏れ間違いあるかもでずがご容赦。

⚫︎通常メニュー

キーマカレー

ビーフカレー

豆カレー/レッド

豆カレー/イエロー

チキンカレー

ドライカレー

パキスタン家庭風チキンカレー

チキチキキーマ

キーマノワール

バターチキン


⚫︎ビンダルー系

ラム肉のビンダルー

鳥レバーのビンダルー


⚫︎パキスタン派生系

牡蠣スタン

エビパキスタン

レバーパキスタン

トリッパキスタン

パキスタンX  (レバパキのレバー砂肝抜き)

パキスタン (すぐき漬け)


⚫︎通常メニュー発展系

豆とチキンのカレー

ベーコンエッグカレー

チキチキキーマfeatミミガー

黒キーマfeatエビ

黒チキン

黒ベーコンエッグ

カキブラック


⚫︎アジアン系

クワクリリン

クリリンSPECIAL

ラープガイモドキ

アールゴビ (カリフラワーとジャガイモ)


⚫︎他店インスパイア系

マボロシモドキチキンカレー

ブナモドキ


⚫︎番外系

カレーうどん (ビーフカレー+うどん、ご飯)

 

インスタも開設されていました。写真付きで見られるの良いですね。

https://instagram.com/hihow__curry?igshid=MzRlODBiNWFlZA==

下北沢ギャラクシー(KALPASI)

神保町に並ぶカレーマニアの聖地、下北沢にやってきました。演劇を観るのが好きでここ十年ほど定期的に通っているのだけど、最近は駅前の再開発が進んで新しい商業施設も多く歩き回るのも面白い。でも、路地裏や狭い通りにあるおいしいカレー屋さんをめぐるのもやっぱり楽しいですね。今日訪れたのは、千歳船橋にある超人気のカルパシさんの2号店、Curry Spice Gelateria KALPASIです。本店は予約困難のようですが、下北店は開店直後に到着、食券を買う列で少し待ちましたがすぐに入れました。嬉しい誤算。

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常時3種類のカレーが用意されていて、この日はイストゥ(ベジタブルシチュー)、タマリンドチキン、ポークペッパーマサラ。二種か三種から選べて、さらにデザートのジェラート付きセットも選べます。ここはジェラート付きを強くおすすめします。辛さ調整は不可。僕はトッピングに青唐辛子のピクルスをつけて(左側の金色の小皿)辛みアクセントを追加。ほか基本の副菜はセットで盛りつけていただけます。彩りがとてもきれいで、食欲がもりもり湧いてくる。

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カレーは左からチキン、イストゥ、ポーク。ご飯の上にはレモンと柑橘系のアチャールで、かなり強烈。ご飯は紫がかった黒米混じりのバスマティライス。これがカレーとよく合っておいしい!カレー単体も驚くような深いスパイス感で、具材も計算された柔らかさでちょうどよいです。少しずつ混ぜながら食べても個々の味が喧嘩しない、調和した一皿。

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本日の一等賞はチキンかな。普段はパクチー苦手なのですが、今回は不思議と香りをおいしくいただけました。もしかして克服した…?食べ終わる頃には名残惜しく、いつまでも食べていたいカレーでした。そして食後はお楽しみのスパイス入りジェラート!メニューから2つ選べます。
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ラインナップは定期的に入れ替わるようですが、どれもおいしそうでいつも迷う…。今日は花椒ショコラーデ(左)、パンチフォロンストロベリーラテ(右)をチョイス。

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花椒とチョコレートが衝撃のマリアージュ!微かに痺れるスパイスの感じもちゃんとして、甘いチョコレートを引き立てて美味。スパイスと甘いものの組み合わせ、もっといろんな店で流行ってくれたらいいのになと思う。スイカに塩の理論と似てるのか、とてもマッチするのですよね。

デザートも含めて、フルコースのお料理をいただいたような満足感。これが下北で気楽に味わえるのは幸せですね。いろんな人に体験してほしいけどあまり混みすぎてほしくない、とっておきのお店でした。ごちそうさまです!

大阪阿波座ミクスチャー(スパイスカレー43 @東京カレーカルチャー)

大阪のスパイスカレーにはあまり明るくなかったのだけど、これは会期中に新しい食文化を味わっておかねばと思い立ち、池袋西武で開催されている東京カレーカルチャー (TOKYO CURRY CULTURE(東京カレーカルチャー)第4弾 |西武池袋本店|西武・そごう )へ赴きました。大阪まで遠征せずとも現地のカレーがいただけるのはありがたい限り。万国の銘品・名物を広く伝えるというのは百貨店ならではの企画で、よいですね。会期中は週替わりでお店は替わるようで、今回訪れたのは大阪におられるスパイスカレー43。最近テレビ番組でも紹介され話題になっているという、「瀬戸内レモンポークドライカレー&枝豆のポタージュ~スパイス煮たまご添え~」をいただきます。タイトルコールで既に情報量が飽和状態。

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この美しきフォルムと彩り!フランス料理の一皿と言っても遜色ないことでしょう。ご飯の下に薄緑色のスープが敷き詰められていて、それが枝豆のポタージュ。ご飯の上には主張しすぎないちょうどいいスパイス感のドライカレー、そこにまぶされたレモンの爽やかな酸味と香り!香草はディルでしょうか、カレーを引き立てつつ清涼感を演出。そして半熟のタマゴを割ると…

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このような至福の絵図に!このカレーの魅力は見た目や色使いのみにあらず、ドライカレーとご飯、そして枝豆のポタージュが絶妙なバランスで味つけされ、それぞれに味わって良し、混ぜてマリアージュを楽しんでも良し、口に入れるたび驚きと感動が波のように押し寄せてきます。もはやどこの国が起源の料理か分からない、いやこれこそ東洋と西洋のミクスチャーを極めた日本料理の真髄、日本のカレーカルチャーそのものでは…!と、思わず海原雄山のようなコメントをしてしまいました。眺めるより味わうべし、とくに関西におられる皆様方、足元にこんなにもおいしいグルメがおありですぞ!テイクアウト用にわっぱ飯も販売していて、そちらも気になる。

また、西武池袋3Fの特設会場でイベントの物販展も開催中。レトルトカレーや冷凍カレー、アート作品なども。かわいいペンギンを描くアーティストの稲垣英理さんのイラストも楽しめます。こちらは衝動買いしたペンギン×カレーTシャツ、とってもキュート!

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主催のカレー細胞さんの著書も購入しました。カレー店のルーツや系譜などとても勉強になりまして、ふむふむと読み進めております。

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胃袋も物欲も満たされて、張り切ってデパートに行く休日は楽しいものだなあ、と思いました。経営苦しい中でもこうした企画でがんばっていってほしいものです。ごちそうさまでした!

札幌リベンジャーズ(VOYAGE)

今週のお題「復活してほしいもの」

僕が札幌に住んでいた00年代、何度も通ったカレーの名店について。ドラゴンボールが使えるなら今すぐ近所に復活してほしい、思い出のカレー屋さん3軒をご紹介します。

1. VOYAGE (北24条)

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僕がスープカレーにハマるきっかけとなったお店で、同じく北大近辺のピカンティと兄弟店。もちろんピカンティも抜群においしいのだけど、なにか根源的なところが違う、VOYAGEにしかない何かがあった気がする。本当においしかったなあ。スープは、あっさり系の曼陀羅と日替りこってり系(アーユルヴェーダ、五千年の旅、夏島などなど年々進化していた)から選ぶシステムで、どちらも甲乙つけ難いけど僕は曼陀羅を愛してました。お客さんの絶えない人気店だったけど、ライセンスの権利問題だかよく分からない理由で突然閉店してしまった。悲しい。いつか進化したスープと同じ器で(まんなかが盛り上がった、特徴的なスープ皿)、復活する日を待ってます。

2. てら家(南郷13丁目

当時の正統派札幌スープカレー。南郷に本店があり、その後北18条近辺に支店ができ、ゴマがまぶされたスープ、たっぷりの具材とライスで若者の胃袋を満たしていたものだった。辛くしてもスープの旨味が消えない、おいしい辛みだった記憶。当時はスタンプカード埋めるくらい友達と頻繁に通ったものですが、もう食べれないのは寂しいな。

3. リトルスプーン

札幌に住んでいた人には説明不要でしょう、一時期はココイチを駆逐する勢いで札幌市内に店舗を展開していたカレーチェーン。安くて早くてうまい。辛さの調節もできて、サーベル(激辛)あたりかららルーカラーにしてはかなりの辛さだった記憶。トッピングも全般的に安くて600円くらいでお腹いっぱい大満足な、学生の強い味方だった。酔っ払って、飲み会の締めで食べたのもおいしかったな…。どろっとしたコクのあるルーは、他のカレー屋さんに類をみないうまみがあったのです。しいて似てるお店をあげると、路線が近いのは帯広のインデアンでしょうか。持ち帰りオーダーする人は鍋を持参すると割引、というのも近い感じ。北海道の文化なのでしょうか。

今回調べて、運営会社さんが細々とデリバリー専門店など続けていらっしゃるのを見ましたが、やはりリトルスプーンはあのオレンジの看板で、カウンターでできたてをひーひー言いながらかき込みたいのです。ぜひとも志のある方、復活の狼煙をあげていただけませんか。その場合はクラウドファンディングにがっつり課金しますので…なにとぞ。

ではでは、皆様良いカレーライフを。かものはしでした。

八丁堀ストレイシープ(wacca)

八丁堀。ピンポイントに用事がないとあまり行く機会のない、日本橋や銀座といった繁華街から少し離れた落ち着いたビジネス街のイメージ。三連休の初日、ジャパニーズスパイスカレーwaccaさんにお邪魔しました。

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緑の外観がかわいい。昼どきでも運良くすぐ入ることができたのは、コロナで人通りが少ないせいなのか。平日の方が仕事の人で混むのかな。

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三種のカレーで、かつお豚出汁、無水チキン、ラムキーマ、揚げ野菜増量でお願いしました。まずこの美しさをご覧あれ。

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ほろほろのチキンです

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ラムはしっかりお肉の味がして、羊好きにはたまらない。

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揚げ野菜もひとつずつ主張していておいしい。

スパイスカレーで混ぜるのを推奨しているお店が多いと思うけど、僕はどちらかというとあまり混ぜないでそれぞれを楽しみたい派。だけどこちらは出汁のうまみとそれぞれの具材のカレーがベストマッチしていて、気づくと混ぜてる、どちらもおいしいなあ、と無心にスプーンを進めていました。こちらのカレーは三種、四種でオーダーするのをおすすめします。スプーンが金属でなくシリコン?のような柔らかめだったのも、スープを邪魔しなくて良い感じ。出汁カレーがしっかり和風な味で、通奏低音のように食べている間しっかりと響いているのです。そして一番気に入ったのはお米!バスマティライスとカルロースのミックスだそうで、全く癖がなくスープがほどよく染みる固さ、カレーを邪魔せず引き立てる影の主役、といったところ。よく計算されてるなあ。

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カードもかわいい。限定メニューもやっているようで、そちらも気になる。近くに会社がある人たち、羨ましいな。大満足で、ごちそうさまでした!

すすきのヒートウェイブ(スープカリー イエロー)

札幌に行く人にお店を一つ紹介するならこちらにすると思う。スープカレーのメッカ札幌でもyellowのスープに類するお店は他に思いつかないし、支店も出してないので札幌に来る他なく、なおさら「現地に行かないと食べられない」レア感があるのだ。東京に進出してほしいけど、味が変わったら残念だからやっぱり来ない方がいいかな。今の場所に移転する前(札幌駅の東側?)から通っている、20年来の大好きな店。直近は2020年12月に来訪。

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フィッシュフライカリー(+ベーコン、チーズ)

定番のチキン野菜はもちろん、豚角煮もラム肉も全部おいしいのだけど、イエローの濃厚ないろんな出汁の味がしてくるスープには揚げ物の衣もすごくよく合うので、僕はフィッシュカレーがお気に入り。衣がスープに浸ったところは少しくたっとして、水面から顔を出してる部分はサクッとしていてとても美味しい。野菜はどれも素揚げだったり茹でてあったり、旨味を引き出す調理法で「北海道の野菜はほんとおいしいなあ」と毎回思うのです。そしてそして、店名の通り黄色がかったとろっとしたスープは、もしかしたら人によって好き嫌いはあるかもしれないけど、札幌のスープカレー界でも抜群においしいスープであることは疑いようもない、のである。ちなみに、ほぼ同率一位だったのは北24条にあったVOYAGEなのだけど、数年前に閉店してしまったので今はイエロー優勝かなあ、と思っている。

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炙りチャーシューカリー

辛さは4まで無料、0.5刻みも可能。辛いの好きな方は3.5あたりオススメ。僕は4+(刻みピッキーヌが入る)がベストかな。トッピングも豊富で迷うのだけど、いちおしは大根です。おでんを食べていたのか!と思うほどマッチします。

ニッカウヰスキーの看板を見つつ、ネオンのついた夜の街に繰り出すも良し、中島公園あたりに宿を取って練り歩くも良し。どうぞ、楽しい北国の一夜をお過ごしください!

神保町ラプソディ(ビストロべっぴん舎 お茶の水本店)

神保町に初めて行ったときのことを覚えていますか?目的はそれぞれ、カレーはもちろん古本屋巡り、岩波ホールや楽器店、スキー用品が目当ての人もいることでしょう。他の繁華街と比べて、何かの目的を持って赴く人が多いのが面白い町だなと思います。僕はというと、読書虫だった高校生のときに背伸びをして古本屋にやってきて、なんて宝の山のような町!と感動したものの、お店がたくさんありすぎて欲しい本を探すのに一苦労した思い出。古本も、漫然と見ているよりも目的を決めて買いにくるのがよいのだろうな。「今日はふるさとの町の古地図を買いに行くこう」とか。でもまあ、ふらふら見ていて店頭で思わぬ出会いがあるのもまた、ネットと違って面白いところなのだけれど。

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さてさて、神保町に星の数ほどあるカレー屋さんの中で僕が一番好きなのが、ビストロべっぴん舎さん。昔からの店舗のお茶の水本店と最近できた神保町店があるのだけど、今回は正月2日からやっている本店に伺った(ありがたい)。13:00過ぎで4〜5組が並んでいて、だいたい20分待ちくらいとあたりをつける(ほぼ正解)。階段の下から見て人が並んでいるとちょっとおののいてしまうけど、カウンター6席とテーブル席3つで回転は早めなのでご安心を。並ぶのちょっとな、な人は開店時かピーク時以外がよいかと。

メニューは、定番の赤のべっぴん薬膳カリーと黒のべっぴんカシミールカリー、それにエビカレーと牛すじカシミール。赤か黒かでいつも悩んでしまうので、最近は来るたび交互に頼むことにしている。エビと牛すじは未体験。はじめて訪れる方にはスパイスたっぷりの赤を、辛いサラサラ系カレーが好きな方には辛さの際立つ黒をおすすめします。今日は黒のカシミールをいただきました。

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黒のべっぴんカシミールカリー(¥1000) 辛さ5番、ライス大盛り(¥100)、ソース大盛り(¥100)

サラサラでスパイスの効いたソースに、チキンの手羽元と、ニンジン・オクラなど季節野菜がいくつか入っているのが特徴。辛さは6段階で、2が市販の辛口にスパイスを加えたくらい、とのこと。辛いの好きな方は4以上にチャレンジしてみて。赤よりも黒の方が辛みが強く感じるので、気分にもよるけど僕は赤の6、黒の5あたりがお気に入りです。スパイスの効いたカシミール(黒)は、爽やかな辛さの中に洋風スープのような深みもあり、全身が幸せに包まれるカレー。おいしいなあと少しずつすくって食べて、具材を大事に味わって、を繰り返しているとあっという間にご飯もなくなり、辛さとスパイスの刺激で額から汗が滲んでくる。

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もう一つ素晴らしいのはお店の方々のホスピタリティで、人気店で相当忙しいでしょうに、なじみの食堂にきたような温かさを感じるところ。最後お店を出る時にはいつも目を合わせてご挨拶いただいて、帰るときには間違いなく笑顔になります。ありがたいことです。今日もおいしかったと大満足して退店、神保町の古本屋へ再び繰り出します。さあ、カレーを食べて古本屋を練り歩きたくなってきましたね?神保町へ行ってらっしゃいませ。良い出会いがありますよう!


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